
クラウドファンディング
特設サイト



古楽器を生みだすカテリーナの森
築一三〇年の古民家を改修し、
世界へと繋がる小劇場をつくる。
明治時代から受け継がれてきた
歴史的建物を遺したい、
そんな思いから始まった劇場化構想。
音をつくり奏でる場、
人が育つ場、
この土地に湧き出る文化の泉となり、
世界も世代も超えて
人々が集う交流地点となるような
小劇場を目指して
このプロジェクトへの一歩を踏み出しました。
母屋の改修について
このプロジェクトは、カテリーナの森にある築130年の古民家を改修して、
歴史的にも価値のある古民家を“私たちの知らない未来” まで遺したい。そんな思いで始まりました。
33年前、この古民家と縁あって出会ってから、建物としての美しさ、
木・石・土・竹や藁から作り出される造形美に共鳴するように、
これまで自らの手を加えて暮らしを紡いできました。
母屋で一際大きな存在感を放つ、継ぎ目のない一本の梁。地震や湿気乾燥に柔軟に対応できる、
地域風土に合った建築方式と、やがて土に還ることができる素材で作られています。
古くなったからと壊してしまうのは一瞬ですが、
素材としての素晴らしさと職人さんたちの技術について知って行くと、
現代ではいくらお金を積んでも二度と手に入らない宝だとわかります。
そのように感じると、130年前に母屋をこの場所に移築した職人さんたちが、
それ以前に使われていた江戸期の材料を引き継げる所には引き継いで利用した理由がわかるような気がしました。
私たちは、長年寝かせた木から楽器をつくり、自分たちで植えた米麦大豆野菜を収穫し、
茶の木に芽吹く新芽を摘み取ってお茶にします。
それらは私たちにとって大地が生み出してくれた宝です。
同様に、この古くなった家の改修を迫られた時、先人たちの宝をできるだけこのままの形で残し、次の100年に繋いでいきたいと強く思いました。全国的にみても古い価値ある建物が、金銭的負担の大きさから持ち主の方の無念を抱えて取り壊され消えゆく姿に心を痛めることも少なくありません。今回クラウドファンディングという形でみなさまにカテリーナの森のこと、母屋のこと、未来へ続く小劇場構想を知っていただくことで、ご賛同いただける仲間を増し、みんなで叶える夢の第一歩を踏み出したいと考え、プロジェクトの公開に踏み切りました。

絵:安藤正人
このプロジェクトについて
私たちが移り住む前から受け継がれてきた建物を遺したい。
音をつくり奏でる場、育つ場、学ぶ場。この土地に湧き出る文化の泉となり、
世界も世代も超えて人々が集う交流地点をつくるその最初の一歩に
みなさまのお力をお貸しください。
(ここを冒頭文に。*未來の言葉)モーションのリンク。アイコン→
初めに母屋の老朽化についても触れる。ざっくり全体内容がわかりやすいように


カテリーナの小劇場 構想
衣食住に音や歌が存在し、文化が生まれる場を、劇場を通して実現していきたい。古楽器制作と農的暮らしを核とし、演奏会や展示、アートやパフォーマンスなどの表現の場、楽器に触れ合える場、食やものづくりを通して対話の広がる場を目指しています。また、
この森と母屋の空間を生かした表現の場として、活用できる新たな可能性が広がっていくのではないかと構想しています。日本家屋は元来、空間の持つ多様性があり様々な利用を可能にします。例えば、襖などで区切られたいくつかの部屋が
襖を取り払うと、一つの大きな広間となって大勢の客人や親戚が集まりました。そんな七変化が、この母屋の中でもっと自在にクリエイティブに展開していけると想像しています。
【劇場】
80人程の観客席を有し、演奏会や講演会、アートやパフォーマンスなどの表現の場として、漆黒の梁や柱、土壁を舞台に様々な催しを企画していきます。
【食堂】
カテリーナの森にとって、古楽器の工房と同じくらい、台所も中心となる大事な場です。ここに集う人の胃袋を満たす時間は数えきれないほどの食卓の景色を生みました。 日々のご飯、力仕事の腹を満たす現場飯、宴のご飯... 劇場内食堂スペースでは、社員食堂のようなイメージで、簡素でありエネルギッシュな食事を提供します。また、イベントやシーンに合わせて、風土を感じるような料理と音楽のコラボレーションや、食への学びを深めて行く場となります。
【ギャラリー/展示空間/ミュージアムショップ】
カテリーナ古楽器研究所で製作させた古楽器を誰しもが見ていただける展示空間。音の試奏や、楽器に触れ合える場もあり、より身近に古楽器を知っていただける。様々な展示を七変化する主屋の空間でお楽しみ頂けます。
【Work Shop/学びの場】
これまで、私たちは古楽器を通して、自然素材からものを生み出す面白さ、歌い奏でることの素晴らしさを伝える役割を担ってきました。楽器づくりワークショップ、聖歌隊、地域の素材を生かしたものづくり、様々な外部講師による講演会など、より充実して企画し、これまで以上に開かれた場としていくことで、次世代に生きる子どもたちの学びの場、遊びの場として未来に繋いでいきたい。この豊かな森から世界へ開かれた【森の学校】のようなイメージも持っています。

九州のこの小さな町に、アーティストや音楽家のみならず、この場所での循環的な暮らしを体感できるような、
いつでも何度でも訪れたくなる文化の交流地点をこれから作っていく。
そんな始まりをみなさんのご支援とともに、一緒に作り上げて行きたいという思いです。
同時に、過疎化の進む地方の課題解決の一助ともなって行けたらという願いがあります。
この土地に湧き出る泉のような、文化の芽を育てていける環境を目指して、「カテリーナ小劇場」構想を進めていきたいと思っています。
応援メッセージ
【 お気持ち応援コース】 3000円〜1000,000円
・支援金全額を改修費用に当てさせていただきます。ありがとうございます。
・安藤正人さんによるカテリーナの森の鉛筆画のポストカード+感謝のお手紙をお送りいたします。
・50,000円以上ご支援いただいた方のうちご希望があれば、使い道の指定をしていただけます。(「1階/2階の内装に使って欲しい」「屋根に使って欲しい」など、備考欄にご記入ください。)

【劇場"CATHERINA music cocoon"
オープニングコンサート+森の食事付き】 25,000円
新たに生まれ変わった母屋で、CATHERINA music cocoonオープニングコンサートを行います。カテリーナ古楽器研究所の演奏と、カテリーナ特製のお食事を味わっていただくオープニング限定の特別な会となります。
・2026/5/9(土) 10時~13時 50名限定
・2026/5/9(土) 16時~19時 50名限定
・2026/5/10(日) 10時~13時 50名限定
・2026/5/10(日) 16時~19時 50名限定
※18歳未満のお子さまにつきましては、親御さんがご支援いただいた場合ご同席いただけるよう調整予定です。備考欄もしくは個別にメールでお子様の情報(年齢と人数)をお知らせください。お知らせなく当日いらっしゃった場合、お席のご用意ができない可能性があります。

【「煤払いの唄」Song book(CD付き)】10,000円
土地と建物に感謝を込めて生まれた楽曲「煤払いの唄」のCDと共に、カテリーナの主屋の記憶が、写真とささやかな文章で綴られた小さなソングブック。カテリーナの主屋の老朽化を目の当たりにした時に、主屋と改めて向き合い、ここに刻まれた歴史を、私たちが暮らした歴史の中から見えてきた視点で唄として紡いだ。収録曲「煤払いの唄」は、2024年5月、baobabの8thアルバム「かぜつちうた」のレコーディングが行われた
旧上小学校(山香町)の体育館で行われた演奏会でのライブ録音バージョン。この「煤払いの唄」掛け声のパートを、子供から大人まで集まってくれた総勢200名の観客が共に歌い、心地よい緊張感と熱を持った歌声が、バンドのサウンドと共に収められた。
_________________________________________
写真 / 畑直幸, runa,他
デザイン / 青木隼人
編集 / 畑明渚
テキスト / 松本照
企画 / カテリーナの森
「煤払いの唄」
作詞:松本照 作曲:maika
演奏
baobab(maika / 唄
松本未來 / アコースティックギター)
田辺玄 / ガットギター 鈴木雄大 / トランペット
和田尚也 / ベース 前田剛史 / パーカッション・民謡唄
※発送の日にちが決まりましたらお知らせいたします。商品写真はイメージです。
※グランドオープン以降、一般販売する可能性があります。


【CATHERINA ベビーライアー 限定10台】 100,000円
カテリーナ古楽器研究所が長年木と対話する中から生まれたライアーシリーズ。ベビーライアーは、元々マザーライアーを製作する木取りのプロセスから発案された、その名の通り母から生まれた赤ちゃんライアーなのです。
8弦のペンタトニック調弦でどこの弦に触れても美しい和音が出ます。楽譜にとらわれる事なく自由な即興演奏を楽しんでみて下さい。数々の童謡や世界の民謡を奏でられます。素材にクスノキを用い、美しい音を楽しめる様になっています。一つの木から彫り出された胴体から生まれる響きは、柔らかく澄んだ音。幼児から大人まで木のぬくもりをそのまま感じられる楽器です。

【川内倫子スペシャルエディション写真作品(B5寸 額装)2種類各限定5枚ずつ】 100,000円