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執筆者の写真mirai

秋の気配


10月


台風が過ぎ、雨風からなんとか踏ん張ってくれた稲穂。

ここらは、植え付けも遅い分収穫も10月半ばから下旬に行われる。

カテリーナのお米も今年は完璧とはいかないが、そこそこ良い状態。

最後の栄養を吸って美味しいお米になって欲しいと願う。



秋はカテリーナ古楽器研究所へ訪れてくれる人も多い。

紅葉にはまだ早いが、秋の果実が色づき始める。


そろそろ薪の準備が忙しくなるかな。


楽器づくりではもちろんだけど、生活の中で多く木と触れ合う時間の長い季節。

山に入ったり、薪割から出会う木の木目や音が楽しみだ。




そんな多くの木の中からわずかな部分が楽器となっていく。

大切な木を、しっかりとしたカタチへと変えていく緊張感も木が与えてくれる。



カテリーナ古楽器研究所へ訪れてくれたHummingbird coffeeの店主でもあるTKCがある秋の一日を撮影してくれた。


松本未來

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