top of page

祈りの唄

時は2022年10月、田園地帯であるこの一帯では実りの秋の収穫を前に黄金色の稲穂が輝きを見せていた。

先の台風でなぎ倒された稲も多くある中、カテリーナの森の入り口の黒米、緑米、ヒノヒカリ、にこまる達は元気に輝き、訪れて頂いた地元の方から、遠く北は北海道から、南は鹿児島沖永良部島、韓国からのお客様と共に50周年のお祝いの場が開かれた。

 

カテリーナ古楽器研究所開設50周年の第一公演は、土地、人、歴史への感謝を込めて祈りの唄を捧げる。公演の始まりとして、千年供養塔に唄を捧げ、韓国太鼓のチェ・ジェチョルと演奏家、森の精霊と共に、風物(プルムン)から始まる。

門から​始まり、家、水の神様、火の神様を愛で、人の世界へと入っていき公演は始まった。

photo by Shota Nakayama

bottom of page