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音の軌跡
50年の音の軌跡。カテリーナ古楽器研究所では研究、製作、暮らしがある。50年は研究や製作の時でもあると同時に家族という存在が大きい。少しだけ家族の音の歩みをアーカイブ音源として辿りながら今に蘇らせてみる。その小さな単位がいつしか、大きな輪となり音となる。森の聖歌隊は、そんな音の輪の広がりの一つであり、誰にでもある音の感覚を一緒に声を出して楽しむという実践。かつて、声を出して自らが救われたり楽しむという音楽が存在するようにカテリーナ古楽器研究所の演奏が始まる。(東京で立ち上げたカテリーナ古楽器研究所が)大分へ移住して30年を迎えた記念公演を昨年行い、一つの節目を迎えた。そして今年、創設50周年を期に主屋の劇場化を目指すカテリーナ。
千年の祭りと題し、トークゲストに藤原惠洋、市川孝、アスカO、松本未來を迎える。アルチザンの話や、人はどこから来てどこへ進むのか?カテリーナの森が入会地(いりあいち)として、どのように存在し、どう価値づけされ、どのような役目を果たしてゆくのか、、、ものづくり達の語らいが行われた。
そして、今の音としてmaikaのソロプロジェクトMeadowライブ。田辺玄、haruka nakamura、カナミネケイタロウ、isao、和田尚也、松本未來、そして昨年大病を患いリハビリ中の田中良太を迎え、Medowコーラス隊と共に音を織り成し、カテリーナの森の夕闇がやがてクライマックスを迎えた。
観客と共に大地で輪となり「すすはらいの唄」が森に大地に鳴り、夜空に響く感動は忘れ得ぬ時間となりました。この時、この場を作りあげていただいた多くの方々のお力に心から感謝申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。
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