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© 2018 CATHERINA EMIW

  • mirai

2018.10.3



2018年10月3日、カテリーナ古楽器研究所主宰 松本公博69年の生涯を閉じました。

低血糖症による心臓死という突然の出来事でした。眠ったままの永眠でした。





私は突然のことに、体と脳が一致しない。

現実なのか夢なのか、また起きてくる感じしかしない。

まだ今後の予定があるじゃないか。

状況を把握することで精一杯だった。



ここでこのようなことを書くことになるとは思いもしなかったが、十日祭を経て、今やらなければならないことへ少しずつ動き出しています。


最後は、この山香という地で新たに故郷をつくり、古楽器を生み出し、生きてきた空間で古楽器に囲まれながら見送ることができました。



松本公博は、1972年にカテリーナ古楽器研究所を立ち上げ、46年の間、音楽、古楽器を通して新たな挑戦を続けてきた。それは時に大きく時代に逆行することもあり、また、世の中に広く周知されているものではない古楽器をゼロからつくり続けることは大変な日々の連続であった。

つくることは、夢であり、ロマンであり、苦悩や、成功と失敗の数々、理解と不理解、幾多の苦難の中にあっても、常に大きな決断をいち早くして生きてきた。27年前に大分へ拠点を移したこともその一つであったと思う。ドン底と幸福を行き来する人生をやりきる精神力とエネルギーは並のものではなかったように、近くから見ていてずっと感じていた。

しかし、一本筋の通った道をまっすぐと進んでいくことができたのは、音や古楽器への大きな興味と愛情であると同時に、沢山の共感者のお陰でやってこられたというのも事実である。


どんな状況下でも、常に希望と前向きな発言でこれからを考えている人だった。


69歳という、早過ぎる死で後悔や、まだまだやれるではないかという気持ちも大きいが、これはいつも一歩先を行き、私たちに大きな影響を与えてくれた父からの「お前たちがやれ!!」と言う、大きなメッセージとして大きく心に刻みこんだ。


カテリーナ古楽器研究所は、開設46年目の秋に松本公博の大きな志を引き継ぎ、私が引き継いで行くことを改めて覚悟した。



これからも希望を持ってカテリーナ古楽器研究所のメンバーと今後を作り上げていきます。


松本公博と過ごしてきた時間は簡単には語りつくせません。

今後、色々な場面で思い出し、消化し言葉になって行くのではないだろうか。

今は、私ができることをやることでしかないと思っております。


天へ抜けるような音を父に捧げたいと思い、無我夢中で昨日一台完成させました。




突然のことに、すぐにご報告できなかったこと深くお詫び申し上げます。


最後になりましたが、これまで多くの方との出会いによって生かされたカテリーナ古楽器研究所でした。松本公博への温かい気持ちを本当にありがとうございまいた。

そして、カテリーナ古楽器研究所はこれからも古楽器製作を続けていきます。


今後の製作、御注文頂いている楽器達も私が精一杯の力で仕上げ、しっかりとお渡ししていきます。

今後とも変わらず見守っていただき、ご指導いただければ幸いです。


どうぞ宜しく御願い致します。



カテリーナ古楽器研究所

松本未來


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