silent prayer
内田輝 × baobab
古楽器を共通言語に音を通して静寂の中祈りを捧げた。
音が不思議な波を描いたように、音が重なる。
会場はカテリーナの森近くにある、この日初めて公開された空間LIFTでの演奏会。
ここは、もともと早稲田にあったギャラリーLIFTを運営していた八木良介の新たな空間。

100年を超える古民家を壁もない状態から数年をかけて作っていった。
古いものにはとらわれない彼のセンスと、今後も残していきたい土の技術などあらゆるものが混ざり合っているが、一つの空間としてスッと気持ちの良く、面白い場所だ。
今後この場所が、何かとして常に開かれるわけではないかもしれないが、彼を知る場所なのかもしれないし、LIFTの作りたいものがここに行くと分かるのかもしれない。
古道具、空間、作品を作るLIFTの八木君のこれからを楽しみに思うそんな空間での演奏会だった。
-音-